中古 (時代区分) (Chuko (periodization))
中古(ちゅうこ)とは、時代区分に用いられる表現の1つで、上古・中古・近古の三分法を用いた際の2番目に相当する。
本来は、中世と同じ意味である。
日本文学史においては「中古六歌仙」・「中古三十六歌仙」などの語が存在する。
そのため、国文学界においては平安時代(794年-1192年)を指して用いられる。
その一方で国文学界が鎌倉時代以後を本来は同じ意味である「中世」という語で表現する事に対して疑問も出されている。
このため、近年では「中古」という語を用いない傾向にある。